自己愛性パーソナリティ障害と自己愛障害の共通部分と共通しない部分
精神分析雑談:自己愛性パーソナリティ障害と自己愛障害の共通部分と共通しない部分
自己愛的な心理自己障害のうちにDSM診断体系の自己愛性パーソナリティ障害に当たった具合は,侮蔑的態度のひけらかしや権力的傲慢と横柄さを常習化した防衛的誇大感が力動の中核的な特徴づけと言え,これは境界性パーソナリティ障害と似ており,マーラーの指摘した発達上の第一「分離-個体化期」の第二期の心理機能発達のレベルが葛藤が入り,その中ではDSM診断体系の自己愛性パーソナリティ障害の場合が思春期にきてくる第二の「分離-個体化期」の第二期の経験形成の中かまたは第一「分離-個体化期」の中かで,愛着の対象から離れた後まもなく、情緒的補給が早急で満足されていないので愛着の対象を安全な情緒の基地として再び緊密な繋がりのように行動を繰り返して、不安を解消しながら,自己愛の万能感または有能感と他者愛の他者役割を一緒にするそういう情緒的絆を形成してくる,というような発達の正常な変化過程のところで,情緒に対して安全基地の役目を果たす愛着対象は幼児的万能感に飲み込まれ,そして妄想-分裂・態勢の万能感的な自己愛の自己世界イメージに引き入れされていながら,対象に対して防衛的誇大感で防衛したり抑えようとし,自己愛の万能感がそれこそ,自分と離れた外的対象とする愛着対象の価値という意味とが別々に別れ,もちろん他者愛と自己愛の有能感も別々に別れ合う。更に防衛的な誇大感の剥奪性は,太古的発揚感が自己対象を理想化していけるメカニズムというをも,制圧してくるようになる。
その力動的メカニズムの病巣なので,自己愛性パーソナリティ障害の場合は,対象を愛して愛を報いてもらおうとするという健康で歓喜あふれて主体性の間を正のフィードバックを進め生産性に富んでいく傾きは,他者を弱体化したり侮蔑的にしたりして剥奪性の関係元型に情緒上の感情価を奪われ,そして他者の主体性へので気づきが隔離されたり,他者の主体性に対して観念上の認知で承認しているが情動面上の認知で承認を拒んでいるせいで,カーンバーグの指摘した悪性的自己愛に相当するのである。一方,自己愛障害はコーフトの指摘した自己愛の欠陥及びそんな欠陥を直接に表現する心理自己構造の機能の欠陥が症候に目立つように焦点づけられ現れる状態だと定義すべき,C群パーソナリティ障害の依存性パーソナリティ障害と回避性パーソナリティ障害を典型的に包括し,境界性パーソナリティ障害や自己愛パーソナリティ障害を含めて自己愛パーソナリティ障害など単一類別のみより幅広く包括する症候群と言えるのである。
2021年補註:しかし,コーフトの指摘した自己愛障害が専らにDSM-5のC群パーソナリティ障害群に集中するわけではない。自己愛障害では,コーフトによると自己愛的行為障害と自己愛的人格障害(DSM体系での自己愛性パーソナリティ障害と同一の対象物や概念メカニズムではない)に分けられて,自己愛的人格障害は防衛的誇大感を取るのが幻想に限らせるが,自己愛的行為障害は混乱ぶりの行動で防衛的誇大感を取り,その両者は共に鏡映を受けていなくて緊張緩和や自己評価の調節が効かなく紊乱に陥った自己を持つが,そんな病理のメカニズムの次元と関係なくて,症状の重症度でDSM-5でのC群かB群のパーソナリティ障害群にカテゴリーされ,現実検討力は行動において他者の現実性を認めようとするかしないかで,カーンバーグの指摘した境界性パーソナリティ障害と分け目を画される。
2022年補註:自己愛パーソナリティ障害では,自己愛障害より幼稚で病的自己愛が垂直分割の心理分断は取り消されそうで,そのためこそ,間主観性の感情価が侮蔑的で衒いげな自己愛に圧倒され,対象を愛して愛を報いてもらおうとするという健康で歓喜あふれて主体性の間を正のフィードバックを進め生産性に富んでいく傾きへの欲望というは隠されている。
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