世界を下等な熱力学平衡状態へ還元するダーウィン主義（ダーウィニズム）の過ち

世界を下等な熱力学平衡状態へ還元するダーウィン主義（ダーウィニズム）の過ち

ダーウィン主義視点の下で考えられる生物進化は非常に機械的であり、無秩序に衝突するブラウン粒子の流れにのように，形が固定されたモールドの環境を通過して，その環境とされたモールドの空間的な形に「自然選択」をされ，固定された粒子の流れをふるい落とされるというメカニズムである。そんな考えは，ダーウィン自身のの機械的な思考に関わり，そんな機械的思考の背景には、ダーウィンの時代で盛んであった「心と体が分離し，物質的な体の世界を機械的に理論化した」デカルト哲学，および自然発生的な秩序がなく、熱力学的平衡状態にある物質的なシステムではなく、目的を持たない機械的な運動に凝らして考えた19世紀の力学理論システムという両者が，高度に凝縮されているのである。

デカルトは宗教の信念がために，そもそも物質世界に属した生き生きと活気に満ちて目的を持って機械様ではなく非線形信号で複雑で曖昧な意味を表現し、そのような意味を表現する感情を作動させるというシステムを、魂の「心」の領域に追いやり、その外側には死んで沈黙の機械として受け身に運動するしかないと想定し，植物や人間の脳の神経などまででも，機械様で線形な過程で動いており、ニュートン力学は、自然発生的な秩序もなく、物質システム自体の目的もなく、巨視的や低速度で表現したそのような線形的なシステムの機械様の動きのメカニズムを解釈するセオリーである。

ダーウィニズムが，デカルトのそんな理念を生物に適用し，恰も生物は機械的に繁殖したり，ランダムに遺伝子変異を起こされたりする（この変異の集まりは、無秩序でカオスな機械的に動く物体の集まりのようなこと）機械装置のようなもので，環境形態という「空間モールド」の中で，「自然選択」によってその空間モールドのサイズに相応しい生物がフィルタリングされるというメカニズムを提唱した。要不要説で指摘変異は遺伝できないという事柄を検証した生物学者たちも，ずっと生物の種の個体群は生物物理学の情報やエネルギーが組織されて交換し合う自己組織化システムであるというシステム科学の概念を持っていない，彼らの視点からすれば恰も生態系の下で生活している生物の個体群はデカルト的還元主義で抽出されて，どのような環境にあっても、遺伝子は同じがゆえに同じ形質を示すという個々の個体の線形的な和に過ぎないかのようなことである。

そして，実験室で動物の体細胞でよく必要とされる形質が発達し不要な形質が退化して発生した変異は，生殖細胞には影響を与えないから，生態系環境の下での生殖細胞の遺伝や変異は遺伝が機械的に継承されたままながら，変異はランダムにされ，体細胞の適応的な変異のように自己組織化しているシステムとして自身を修復したり続けたり自己組織化した秩序を調整したりする反応は無し，恰も生態的環境に生きる生物の個体群は，システム一つとすることがなく個々の個体が単独に自らの環境の変化に直面して自身の体細胞らは適応的な変化を起こすのと同じように、システムとしての集団の遺伝子構造に適応的な変化を生み出すことがなく、デカルト的還元主義によって還元された個々の単独の個体が線形に和になるという集合体のままかのようである。

そして，個々の個体は，その個体の環境にのみ適応するので，子孫ではなく個体自身のみが対応する環境に適応することになり，生態学環境の下に生息している個体群も，個体自分のみを包んでいる環境に「タンパク質-核酸」間の化学振動反応の自己組織化した秩序のみを自己組織化して調節して体細胞のみ適応的変異を起こし，そんな個体たちの線形的な総和として，生態系から来ている圧力に向かっており遺伝上の適応的な調節をしてこそ個体群自身は生態系の圧力を受けいてるシステムとして再び適応していくという場合でも，依然として個体群が全体的な自己組織化システムとして自己組織化することを可能にしないで，依然として個体群を自己組織化システムとしないで個体群システム内の「タンパク質-核酸」の間の化学振動反応に影響を与える自己組織化秩序を調節することは決してなく，個体群の内に単独の個々の個体が各々要不要説のような体細胞の遺伝を変異し，個体群という生物物理学的なシステムは徹底的に受け身で自身の生物の種の遺伝における自己組織化秩序を調整するはできなく，そのままで受け身で機械のように自然選択を待っており，運が良くなければ機械的、受動的に排除されるのを待っている。これがダーウィニズムである。

それでダーウィン主義はそれ自分が社会ダーウィニズムを「進化」してきたのが，尤もなことでしょう！ダーウィニズム自身の思考スタイルはそもそも，退化的で混乱無秩序（カオス）なブラウン運動の熱力学平衡状態というレベルに退けて生物の進化を測ったり理解したりし，対応的にそんな視点を人間自分に適用しようとするときには，人間自身の高度に進化して細緻化する自己組織化のレベルにある社会関係での神経活動を，自己組織化のレベルが低く，自己組織化の協調した秩序や情報の共有や交換はとても限られ，そして非常に混乱で，人間どうしが各々近視眼的で心理発達が退化した状態で混乱的に争い合うレベルに「還元」し，恰もブラウン運動らしく混乱にぶつかり合いながら，混乱無秩序のぶつかり合いらしく情けなく横道な衝突し合う過程で「優勢劣敗」をされる，という理念を科学のメカニズムとしてダーウィニズムが提唱する。ダーウィニズム者らは，そもそも生物の生理や生態系の構造は秩序的なことであると認めるけど，ある理念での思考においてやはり前意識的に，生物はどのように出現しどのように環境と作用し合いどのように変化するメカニズムを，ランダムの機械運動らしい模様に退くよう想定し設定する。恰も生物の生理や生態の構造の秩序は，デカルトが想像したように，19世紀力学体系が扱った熱力学平衡状態のランダムで無秩序の機械運動という全体背景の下で，偶然の変異やそんな偶然な変異は自然選択を経て機械的に累積され形成された生態系や生理構造の秩序に過ぎなく，そして生物の生理や生態系など自己組織化した事柄の秩序は，ダーウィニズムの視点からしたら宛ら機械やランダムで発生された偶然的な誤差が，線形的に累積されてきた結果である。そんなに現代システム科学の物理化学と相容れないそんな理念は如何に支離滅裂なほどに間違ったのは，既に科学界の常識だ。

そんな埒もなくて熱力学平衡状態のランダムな機械運動のメカニズムで生物はどのように変化するのを解釈しようとする観念では，自分自身が複雑な自己組織化システムをデカルト張りで熱力学平衡状態のレベルで機械運動がしていて自己組織化の程度が極低い機械様の各部分までに還元する。そんなアプローチで人間や彼らの自分自身を理解したり指導したりしたら，当然に熱力学の平衡状態に「還元」していき，社会本能や心理人格の神経系自己組織化秩序は下等なレベルに崩壊し解体するように退化に導かれ，そして社会ダーウィニズムのようになり，残酷や利己主義ほどや自己中心性や冷血な自己愛ほど，自身の遺伝子の生存空間に有利になる，という悪性な程度の病的自己愛までに，社会ダーウィニズムに信じる人々が導かれていく。

社会ダーウィニズムアプローチの下で論理的に得られてしまったそんな悪性の自己愛で変態的パーソナリティが，そんな人柄を持つ人々自分自身に対してもとても不利なので，なぜ「自然ダーウィニズム」の，熱力学平衡状態のブラウン運動らしく機械的でランダムに混乱してぶつかり合う見たいの生物競争は，優勝劣敗の方式や結果を決めるメカニズムになれるか？実際には種内の互助や種間の協力が，種内競争や種間競争との間に巧みなバランスなどは，全て優勝劣敗の中で行なっている生物競争はブラウン運動らしくカオス的にぶつかり合うようで出たことではないというを示唆している，この点にはダーウィニズム者たちもわかっているものの，言い張りげにそんな競争状態を機械様の本能遺伝やブラウン運動らしくカオス的な混乱でランダムな本能変異で，偶然で機械的に累積された結果だと強弁する。

そんな恰も生物がほんっとに機械であって機械様な熱力学平衡状態を遠ざかって非線形力動学の自己組織化システムではないで，自身が環境にどう扱ったりする変更をやったりかのことに対して能動的な自己組織化する調節がなく，機械的で新陳代謝や遺伝が進行されながらランダムに変異を発生され，そして受動で選択されたり選択された結果は機械的に累積されたりするばかり。そんな考えは単に過ちのみではなく，感情や思考における何らかの病気を帯びている気味があって，直感的に生物世界が発している信号への感じ取りは問題がありそうで，単に生物変化の過程の中に最も能動性がなく，最も外来的で客観的現実がそれまでの生物変化した結果を最後的に濾過する自然選択のみを見出し，自然選択はそのそれまで様々な生物変化の結果を濾過する客観的現実が作用する前にあった，熱力学平衡状態を遠ざかる自己組織化の生物の変化過程は，全てがダーウィニストたちにデカルト流で「あたかも熱力学的平衡から遠く離れた自己組織化の生物進化プロセスではなく、ブラウン運動のようなカオス的に混乱でランダム変異やそれらが機械的に累積されるであるか」のように想定された。何度も何度も繰り返していた自然選択で機械的に何度も何度も定向で累積されたようである。そのような事柄の中での意味「自然選択」では実に見事な見解でもない，そんな見解に着目して1番の貢献として指摘したのは，すごく普通ですごく基礎的にどんな事でも一連のプロセスの後に現実の条件制限の下で存在し続けていけるかどうかという問題があるはずという事柄に過ぎない。例えば，地球が宇宙の中にあるように，地球の出現と進化および太陽系惑星軌道の秩序が形成，更に地殻変動や生態系や生物圏の変化しながら形成してきたプロセスでも，ダーウィニズムが幻想したように，機械的に遺伝され残されていく生物はランダムな変異が偶然に出てくる上に，そんな様子らしく，太陽系も地球で地球の様々な形態変遷に相応しい惑星軌道の秩序をランダムで偶然に変異させてそんな変異を累積し，適宜的にさせられる地球の生態系もブラウン運動みたいにカオスで混乱するように変異してから機械様に淘汰を受けて変化し，運だけで偶然に生存の条件に適切な生態系のみ残されていて，生態系が自己組織化するように自己組織化の調整と変化を試みることもしようとしなく単に機械様で受け身に淘汰された結果を累積されるというように，最終的に宇宙のそんな「自然選択」を経てまぐれで地球今の模様を形成され，地球付近の天体軌道秩序や地球上の大陸棚や生物圏も一連の偶然な事件のランダムな変遷により，偶然な結果が重なって形成されるばかり，天体軌道が自発的に形成や調節し合う秩序のメカニズムは存在しなく（即ち星系システムは自然選択されたものらしく偶然にち秩序ができて偶然に残され，大部分が形成の過程中で淘汰されカオスに崩壊した），地球上の地殻変動や生態系の複雑な自己組織化する過程はもっと存在しないで，全てが偶然でランダムな謂わゆる遺伝子変異らしく変化したり累積されたりした結果に過ぎないらしい，というメカニズムの様に埒もないで物理学や複雑性科学に違反する。

一方，社会ダーウィニズムの失敗は，数学的・物理的な事柄であり，人間の生物学的特異性によるのではなく，自己組織化されたシステム間の数学的ゲームの法則によって決定されるため，同じく異なる自己組織化されたシステム間の関係である生物の自然界においても同じ数学的論理が適用され，ダーウィニズムのゲームはやはり最愚のゲームであり，生物にな不利益をもたらすことになる。ただ，生物は進化のレベルが限られていたり，進化の方向性に不具合があったりする具合があり得るため，ダーウィニズムの最愚ゲームを排除できない場合は屡々見られている。しかし人間は進化しているので，この最愚ゲームに陥っても自分の過ちを認識して修正できる可能性が高いということに過ぎない。