性的異常である処女コンプレックス

異常な性的興奮の特徴は、自身の潜在意識の対象関係構造を通じて病的論理を表現することです。MSD診断マニュアルを参照して、「不安やトラウマは正常な性的心理的進行を妨げます。正常な性的興奮パターンは通常、本能以外のものです。 性行動の無関係なモードはモードに置き換えられます。性的興奮の通常の方法を置き換える性的興奮の最終モデルは、条件づけ的要素を通した形成された抽象的な概念がこの性的興奮の中核的コンプレックスに持ってあるのである」。この診断基準は精神病病理メカニズムの最も重要な要点を含んでおり，詰まるところ精神分析で指摘されたナルシシズム的想像を自己愛的世界が「対象」を生み出し、及び考えで想像し作り出した自己拡張の部分と関わろうとする方で、他の人々の物体を現実に関連付けようと試みるという。この自己陶酔的な想像力は、この抽象的な概念を想像力の成功の「しるし」として使用する。処女コンプレックスの自己愛的性的倒錯を例にとると、この病理は性的興奮の目標としての「女性の無性体験」の抽象的な概念に特に基づいているため、正常な性的欲求から逃れ，そして性的欲求のさまざまな部分が統合して完全対象関係に傾いて、したがって性的対象関係は表面の接触だけではなく間主観的で相手の主体的な内部の感情を共感的に理解したり協調し合って関係が結びつく，という通常の性的欲求から、そして処女コンプレックス患者は逸脱して、彼らという特別な自己愛的嫉妬の表現では、宛かも対象の性格が内から外へと解体し、共感的なコミュニケーションでパーソナリティーの感情でつまされる対象関係が形骸化した上っ面まで解体し、そんな解体後の部分が、「処女」という抽象的な概念で自己愛的に女性を性的奴隷化し自分という病的な男性の自己愛的世界の自己イメージに飲み込んで、そのファンタジーは自家刺激で自己エロの自己愛的な誇大感につながる。 

そんな病状となる無意識過程のいきさつは、「処女」という概念が、自分は女性に性的支配や占有の統治をする自己愛的に融合的な剥奪や制圧的占有の想像的体験という病的な自己愛の統治や征服のイメージで作り上げた内的世界を意味しているように見え、「処女」このシンボルで「過去の最初からずっと自分自身がある女性を性的奴役の占有や支配を楽しんでいた」という架空的な性的統治の歴史を生み出し、自分のそんな架空で虚構された過去の性的支配史の中で性的嫉妬の支配や統治体験の自己愛的な自己刺激の興奮を嘗てエンジョイしていて、当面の想像に用いられ、女性の主体を征服して滅ぼし、自己愛的融合や支配の体験が自己愛的に自己崇拝をし自身に自己エロするという楽しみを提供するように用いられる。

そのせいで，処女コンプレックスの患者は無条件の本能に基づく「生殖形態の性」に傾いて行くという正常な性的本能の形態を逸脱してきて，向社会性という利他的であり合う社会的本能から外れており、社会の公益を増大させようとする力動の向社会性のもとでできる個体群の繁殖に関する性本能が共感的コミュニケーションを通じてプラス・フィードバックになり利他的で互助的な社会化を続け様に拡大して形成する、という社会関係的な機能に関して自己愛的支配を依存しないで分化し合っていながら共感的なコミュニケーションでの互助や公益はプラス・フィードバックになりつつ性本能の繁殖で結びつき合う、という生物の社会本能に結んでいる社会性の心理発達から脱落したり欲情発達が踏み外す「人間性での感性や共感および生物学的に正常のエロの感覚モダリティなどを異常に傷ついたり傷つかれたりする結果や過程」なのである。

そのため、「社会的に開発されたエロティックな人格が、社会的に利他的な相互作用の本能によって相互に促進される」という正常な無条件反応の快感本能は失われてしまい，したがって、処女コンプレックスは、パーソナリティ障害と性的倒錯が交差する位置にくらいしており，即ちパーソナリティ障害の性的嫉妬と自己愛が対象関係の性的倒錯という形で突出しており、それが人格障害の崩壊した心理的自己を、自己愛と自慰の性的倒錯の再生産と継続へと導き、人格障害を統合失調症や様々な妄想傾向へとさらに深化させるスペクトルのアプローチを引き出している。