細胞萎縮性認知症で完全性を守りながら絞って迫っ狭隘化してくる自己感

細胞萎縮性認知症で完全性を守りながら絞って迫っ狭隘化してくる自己感

細胞萎縮性認知症の高齢者は、自分の該当の病識が無く，失禁のほどまで至っても依然として主観的に自身の脳力が低下して来ているとは思わなかったり分かっていなかったらする。しかし，これは脳血管性認知症とも統合失調症とも異なり、統合失調症の自己完璧感が崩壊している状態、びまん性的に感情的思考と外部刺激との間の現実的釣り合いが崩壊する状態と反して，細胞萎縮性老年性認知症は、脳萎縮過程の慢性的に浸透する染みが認知症になってくる発症の全過程の物理的相空間変容の毎微分部分に対応し，そしてその脳萎縮の全プロセスの中で毎微分部分も，各自で心理システム総体が細胞萎縮の運命からもたらされる心的苦痛を避けようとして，「心理自己の完全性」を持とうとしながら，脳細胞萎縮の進度と同調に萎縮した時点毎に残っている脳神経の機能システム範囲広さの境目のくらいに絞っていき，脳機能の領域と共にする心理自己感の崩壊での解体感を防ぐ，ということは，脳萎縮の全プロセスの中で毎微分部分と逐一に対応している。そんな自己感が脳細胞萎縮してくる変容プロセスの微分に連れる調整変容の数学物理状態改変の積分は，それなりの神経機能が萎縮してきている連続変容過程のある時点に残っている神経機能の上に手早く範囲を縮めて再構築する新たで完璧な心理的自己感というに対して，相応している。

そして細胞萎縮性高齢者認知症の具合は，無意識的な生物適応性のひとりでに，絶えずに連続関数の積分過程が流れていて微分の浸透性変容小さくなって来つつある残った脳機能の広さレベル上に「完璧にしながら縮小しつつある自己感」を再構築する，という脳血管性認知症の方の具合と異なり，後者はそもそもずっと脳血管性損傷がないような健全な脳機能レベル上でそれなりの神経機能システムの広さと対応している心理的自己感を守ろうとしているが，不意に脳血管性損傷に破られ、自己感はそれにつれてそれから自分がどこかの機能は塞がれてきたり欠けてきたりしていると感じ取れて病識がある。それで細胞萎縮性認知症の高齢者は脳血管性認知症の高齢者より自己感が弛んで病識もないと言えても，統合失調症と共に病識がないとも統合失調症のように感情鈍麻，強制的な笑い泣きなど、感情の認知される心的対象世界との釣り合いが支離滅裂であり気味悪げにグロテスクな感情や思考の傾向が見られるという，統合失調症において特徴が立つ妄想分裂態勢的な恐怖が，細胞萎縮性認知症における場合ならば顕著ではない。