精神分析雑談：美学の主観世界にある客観性

芸術の美しさのリアリティも客観的に検証され得ます。それは，異なる審美者がそれぞれ，審美の主観的体験によって審美される同一の芸術的作品に関する印象的形式を描いて，それぞれの描いた印象的形式を審美される芸術作品の客観的形式と比較するとき，「どちら，どのように」審美される芸術作品の形式の中に潜んだ内包した内容をより豊かに発見したり正しく対応したりするか，ということをチェックする実験方法により，芸術作品の芸術さへの審美の主観性は、自分のリアリティが検証され得的おり、芸術作品の芸術さも客観的なことが信じるべきです。

それは，美しさが客観的な心理法則に伴って真実的で深いリアリティの意味合いを内包する複雑な心理的意味の情報の形態を持っており，万能的で任意的に想像することで世界を作り出す幼児的な自己愛的世界の内容物ではないながら，可能性に満ちた空間を具体的思考の表現方で洗練化したりするという性質を様々に持ってこそ美学上の客観的心理影響力アプローチがあるからです。