精神分析雑談：日本の悪質な文化である「空気を読む」が粘りげな投影同一化を催す

精神分析雑談：日本の悪質な文化である「空気を読む」が粘りげな投影同一化を催す

日本文化の一つでとくに個性を極めて敵視したり異文化を蔑んだりする日本中小企業の企業文化にとってラベルらしい「空気を読む」とは，実に健全パーソナリティの発達が変質した「粘りげな投影同一化」，即ち空気が皆んなを渡るように皆んなの心身の境界を強制的に曖昧にして，個人の個性および個人の人格独立を気にしないようで，皆んなの個性インサイドの世界を同質的な空気のように装ったり，一丸となっている上っ面を飾ったりし，恰も人々が構成している集団は均一な空気らしい一致して相互調和の皮相を作りながら，一人一人真の個体の誠な心理自己の当然な気持ちや反応などに共感の意欲を持とうとしない，という悪質な文化に過ぎない。